ハロが語る危険な投資、怪しい投資の見分け方

世に出回る怪しい投資について解説します。海外投資。

ロシアのウクライナ侵攻について

今、世界で一番注目されているニュースですね。
侵攻した時は、誰もがまさかと思ったのではないでしょうか?
私はロシアにもウクライナにも滞在していた時期があります。
ウクライナ首都のキエフは美しい街並みで、とても居心地の良い
都市でした。砲撃を受けて破壊される街並みを見ていて、毎日
悲痛な思いになります。

さて、ロシアは旧社会主義国の一つです。今は、国際上は独裁
国家と見られています。社会主義共産主義独裁国家というと
真逆の性質と捉える人も多いと思いますが、実際はそうでは
ありません。
とかく、社会主義共産主義国家は独裁者を産みやすい環境に
なります。
資本や財産を皆で共同に分配しあおうという共産、社会主義
考え方はそれをコントロールする絶対的な権力による統治がな
いと成立しづらく、結果的には一部の権力と富の集中する層が
政治や社会をコントロールしていきます。

今は多くの国が民主化の道を進んでいますが、多くの旧共産
社会主義国家においては民主化が完全にできているわけではなく
一部の権力者が国家をコントロールしているケースが多く見受け
られます。

実はとても重要なポイントです。
なぜなら、旧社会主義の国ではしばし、急激な法改正等により
外資系企業が締め出されたり、撤退するケースが多いからです。
投資の世界においても同様です。
私も何度か苦い経験をしています。
少なくとも共産主義社会主義国家、および以前そうであった
国においてはかなり高いカントリーリスクを背負っていると
認識してください。不動産、金融商品、日本においてもちらほら
見受けることがありますが、どうかお気をつけください。

ちなみに、上記の国、そしてそれ以外の多くの新興国において
裁判で外国人や外資系企業が争っても、まず勝つことはありません。
後日、実際にリスクが高いと思う商品ー持論ですがー
について解説します。

投資は慎重に、高いリターンは高いリスクがあります。
ローリスク、ハイリターンを売る投資にはくれぐれもご注意ください。

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