ハロが語る危険な投資、怪しい投資の見分け方

世に出回る怪しい投資について解説します。海外投資。

危険な投資商品の見分け方

今日は初歩的な危険な投資商品の見分け方について少し解説します。
シンプルな話ですが、基本的にリスクの説明が少ない、もしくは
リスクの説明の後にそれを打ち消す説明がすぐ聞かされるような
投資商品は危ないです。

当たり前のことと、感じるかも知れませんが、この手の話は1番後で
だまされたという話としてよく聞きます。
知人がやっていて、すごくいいと言われた。お世話になっている人
から勧められた、セミナーに参加してリスクが少ないと思った等々。

基本的に投資はリターンに見合う分だけリスクがあります。
この手の話で多いのは皆様がよく知っている国内での投資ではなく
海外ー特に先進諸国以外の投資に多いと思います。

新興国の投資がリターンが高いのは当たり前といえば当たり前で
その国の経済成長の速さももちろんあるでしょうが、高いインフレ率、
その国固有の政治的なリスクが内在しているケースが多いです。

特に危険な投資商品は、現地の有力企業や財閥がパートナーになっている
日本人の役員や株主がいる会社が運営している等、安心させる説明が
多いことが特徴的です。

海外の不動産開発の販売等はこの手の説明が多いものがほとんどです。
そもそも海外では不動産開発をする時に現地の金融機関ではお金を貸して
くれないケースが多く、最初の建設資金を完成できる前提で売り、売った
お金で建設をしていきます。
売れ行きが悪くなると建設自体が止まったり遅れたりするケースもまま
あります。
ただ、日本でもそうですが有力な企業やキャッシュがある超富裕層は
どこの国にもいて、その国の一等地や儲かりそうな土地は開発されて
販売も終わっているケースがほとんどです。

自国の開発を海外の個人に投資させないとできないということ自体、
非常にリスクがあるものと捉えるべきでしょう。
このような背景の事情はとうしする側のリスクですが、販売する商品の
パンフレットやホームページ、営業マンからは一切出てこないと思います。

皆さんも興味を持った投資商品ー多くはリターンが高いーについては
しつこいくらいリスクについて確認、分析することをおすすめします。

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